2023Dec08 0 純粋経験のまま、時間を止めて脳の奥深く仕舞っておきたいほどの感動。横浜ボートシアターの 小栗判官・照手姫 この写真。おそらく、私が生きていて見た演劇の中で一番好きなシーンです。芸術の秋。たくさんのお芝居のご案内をいただきながら、ひたすら籠っています。不義理、本当にすみません。そんな中でも、待ちに待った公演を拝見しました。『空色勾玉』の思い出も褪せない、劇団ひまわりの劇場「シアター代官山」にて。横浜ボートシアターの小栗判官・照手姫https://www.yokohama-boattheatre.org/脚本・仮面:遠藤啄郎構成・演出・仮面...
2023Aug02 0 2023年の「この子たちの夏」は8月5.6日です。 今年も、8月がやってきました。公演は8月6日 13時 17時(売り止めですが、お問合せください)8月5日 14時(ご予約をお早めに)この暑さは、「私たちを忘れないで」という、あの子たちとお母さんたちからのメッセージにも思えます。是非是非お越しください。「朗読」ではない「朗読劇」木村光一氏が生み出した、この仕組みは今も古びず、一座は苦心しています。チケットは、こちらのコメント欄か、各SNSのDMか、メー...
2023Jan16 0 演劇と暮せば…本番まであと一桁 Edit45年前、父の友人の、ある著名な陶芸家の先生のお宅に両親と伺った。陶芸家の先生は奥さんを亡くされたばかりだった。玄関までのアプローチは割れた陶器がいっぱい転がっていた。丸いスベスベしたボール状のものが沢山。着いて挨拶をして、20歳の私が先生にあれは何ですか?と訊ねたら、「それを考えるのは観客の仕事でしょう」という難しい芸術論。「カエルですか?」と答えると、……答えはなかった。父と母が本題に入った。...