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西山水木の鶏頭と蠍尾

唇が……(3/21 佐世保)

佐世保公演終了! 芝居はいいなあ…演じている間は自分をすべて忘れて役と役の住んでいる世界の事だけ! しかし、メイクを落とし、ボテ(ツアー中のメイク道具など楽屋周りの私物=差し入れの酒なども含む=をいれておく小さなコンテナ)を整えて荷出しをしたら、急に自分が襲ってくる。 期限付きの結論を出さなければならない。 考える。考える。 考えるスタイルにはいろいろある。 シーンを作る時は寝転んで、頭のスクリーンにいろいろ映し出す。 台本を書く時はPCの前に張り付いて文字の踊るのをみる。 人を説得するためのネタをそろえるのには喫茶店のノイズが有効だ。 夢を現実化する作業(企画制作的)は、ひたすら人と話す。 そんで 矛盾を抱えて、何か強い決断を自分の責任持って下さなきゃならない時は、歩くに限る。 劇場から海に向かう長い坂道を歩いた。 いい天気で、春の気配が私を勇気づける。 アンという場所があってそこに人を集めているから、私がリスクを背負うということは、そこに集まった人にも背負わせる事にもなる。そこの信頼関係は確かなのだろうか?演劇全部が見渡せる高いところから見る眼がいる。生活の事もある。今の日本での貧乏は人に迷惑をかける。しかし、ひたすら演劇の事考えて生きてれば、演劇は私を養ってくれるだろう。 坂を降りきって街に出た頃には結論が出ていた。 そして夜は、スタッフキャスト全員そろっての懇親会。同じ佐賀県出身のF氏のお姉さんが佐世保でさる高級なお店をやってらっしゃるのだ。シャンパンを開ける開ける。空ける空ける。ワインを開ける開ける。空ける空ける。 そして、カラオケ好き嫌いに関わらず、ひとり一曲、と言う掟があった。 平(幹二朗)さんの「天城越え」にのせて、皆で口鼓(口をすぼめて手でポンと打つやつ)を やりすぎて、口がしびれてしまった。唇を切ったものや青タンを作ったものもいる…。 (翌日には筋肉痛。唇の筋肉痛なんて新人のときに発音の練習でなった以来だわ) スタッフもキャストも一人一人は心の底の方に、表現者としての何か固いものを持ちながら、皆で、大笑いしながら食べて飲んだ。 あ!榛名由梨様と「♪愛 それは…」をデュエットしましたがな。 これは、KONTA様と「眼を閉じておいでよ」を、ZABADAK吉良様と「遠い音楽」をデュエットしたこととともに三大冥土の土産としてボケても覚えていよう!

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