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西山水木の鶏頭と蠍尾

思いのままの人生(浜北 9/25)

あちこちの演劇鑑賞会の方々とはもう、 おなじみだ。 「ああ、西山さん待っていましたよ!」 と言われて突然思い出がよみがえる。 この町もすっかり変わった。 「岩寿司」でごちそうになった。手前にあるのがなんと、鹿、の刺身。 (清水ではイルカが市場に並んでいたなあ) 知床の近くの岩の崖にすむ鹿の肉。 おいしかった。 嚥下する時、鹿の見た景色が見える。 切り立つ崖、ちらちら見える人影、風、雨、月、雪、陽。音、匂い。 鹿の物語が、早回しで見える。 牛や馬、豚や鳥の時も時々そう。 でも、こういう鹿や、旅をする魚の時は本当に陶然と景色がめくるめく。 よく襲われる感覚なんだが、小さい時からそう。 こうして、私は自分が食べられる事はまずないと思うが、 他の誰かが、私のなくなった命に触れるとき、私の景色を感じてくれるかな? マチネが終わって、ホテルの屋上で、 洗濯しながら、三田和代さんと美しく夕日が沈むのを見る。 みるみる沈んで夜が来るのを見る。 私はこうして出かけてきたかった。 「移動」が私の夢だった。 遠くまで行ったし、これからも行くだろう。 行く先々の地の氣や宇宙の氣に触れたものを食べて飲んで見る。 そして、何より、芝居を見せて、その場所の人に触れる。 なんと言う人生、思い通りじゃないか。 ちょっぴり悲し寂しい、不幸せな気持ちさえも! 下左:おやつの蕎麦。  下右:そして、財布の中を整理する。

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コメントコメント


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良い旅をしておいでですね。
利賀村で熊を食したことがあります。お祭りのハレの食事でした。お吸い物の中に肉片が一片あるだけでしたが、いかにも獣の肉、食べた瞬間に直感的に熊だと思いました。美味しかったです。
旅での食事、景色、人との出会い、接するにつれ、こういう仕事をしていて良かったと思います。
10月パリ、スイスの田舎町、ローマへ行きます。
何回か行ったにもかかわらず、ワクワクです。

志賀 | URL | 2006/09/28 (Thu) 04:41 [編集]


ああ!いらっしゃいませ!
海外のツアーうらやましい!
そういえば、パリで、「東京ノート」見ました。不思議でした。そうなんです。アンもそろそろ出かけたくてうずうずしています。ボンボヤージュ!
熊と猪は未経験ですね。そして、犬はどうしても食えません。(しかし、イルカ同様、小さいときに食卓に乗っていたかもしれませんね?)
熊の場合、味とかよりも、パワーをもらうっていうか、儀式的なものですよね?
生き物の命を食べるときは「よだかの星」です。

Anのn | URL | 2006/09/28 (Thu) 10:27 [編集]


 
 

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