2005
Sep
18
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黒テントとその劇場
美しい美しい月に見守られて。
黒テントの「血筋」千穐楽にもぐりこんだ。打ち上げでしたたかに呑んで語った。佐藤信がいた!(あたりまえだけど)信さんは私のインディーズ魂にガツンと楔を打ち込んだ人。おかげさまで、海外に出かけたり、アンでこだわったり。黒テントに来ると、身がひきしまる。演劇の可能性に挑戦し続けている?と自問したくなる。
打ち上げのパーティーは三階の稽古場で劇団員の手作り料理でもてなしてもらえる。たのしみぃ。韓国から留学中の韓さんが海鮮チヂミを作ってくれた。おいしーーー!かった。韓国では今日がお盆だ。青豆の入ったチヂミを焼くそうだ。 終電で帰ると稽古を終えた「ラッパ屋」組から呼び出し。劇団とは何か?について語った。なぜ、鈴木聡と坂手洋二は仲良しさんなのか?…とか。私の知る限り、芝居屋で、仲の悪い人たちはいない。 月が雲ひとつない空で、輝いていた。一晩中、演劇を振り回しながらぐいぐい生きている私たちを見下ろしていた。演劇の神様はこの佳月に照らされた私たちのこと可愛らしく思ってくれてるだろうか?