トラウマは役者の味方!演劇がPTSDから助けてくれるのか!

ダメ出しと呼ばないで、ノート、チェック燐光群『BUG』!

いよいよ稽古場バラシの日だ。

最近は何処の稽古場もダメ出しとは言わない。

チェック、
ノート、

確認。

台本の、指摘されたノートの箇所に付箋を貼っていく。

これが、
坂手氏のこだわりの数。


あかねちん@吉祥寺まざあぐうすさあ、稽古場バラシの日。
あかねちゃんが見に来てくれた。

血糊や、ナイフの扱いの段取り、殴られて悲鳴を上げている間に血糊を仕込む。
小さな作業なので正確さが必要。
そんな稽古も確実にしなければ…。

小さいとき、
列車事故で近所のお兄ちゃんが亡くなった。
ありありと覚えている。手の感触も。
父がやくざっぽい人に絡まれて、「ぶっ殺すぞ!」と言われた。
男性の怒鳴り声も本当に恐ろしい。

それでも、芝居はそんなシーンの連続だ。
身体が慣れないうちは、罵声に頭が真っ白になる。舌根が持ち上がって、苦い唾液が溢れて吐きそうになる。

私も、その身体的・生理的な反応をそういうシーンの演技に利用している。

演劇のやさしさは、そういう演技の稽古の時感じる。
相手役は大抵、演技が止まった途端、大丈夫だよ、と私を見てくれる。
突き飛ばした手ですぐ助け起こしてくれる。
アザや怪我がないか見てくれる。
狂気だった眼がたちまち、やさしく
「大丈夫だった?」と私を気遣ってくれる色になる。
演出家の指示を待つほんの短い瞬間、
これは嘘なんだ。嘘なんだ。
私たちは暴力の中にいない。
役者同士が素早く確認して癒し合う。

かわいそうだな、と、思う。
私が演じるアグネス、という女性のこと。
私のようにかわいそう、だ。

稽古のあと、
私の中のアグネスにおいしいご飯を食べさせる。
美しい月を見上げる。
平和な私の生活に招待する。
役と、私と、ふたりのひとりきり。

□■西山水木のヴォイスレッスン■□
by にしやまみずき   comment (0)  |  trackback (0)  |  page top ↑
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