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byにしやまみずき
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「ドレッサー」稽古の第一段階がまもなく終わって、第二段階へ!

初めて演出を受ける鵜山さん。
とってもヒューマニストでジェントルマンだ。
私は一番近い席に座って読み合わせしていたのだが、なんだか緊張しちゃって、セリフを噛んでばかりなので、
今日は真向かいの加納さんの隣に座って読んでみた。

そしたら鵜山さんの真正面になってしまって、これまた緊張。

こうやって、稽古場の空気を手懐けていこう。
稽古は毎日早めに終わるけれど、たくさんの宿題がある。

まず、台本の理解。
これは本当に大変。

台本はもう40年近く前からある。
世界中の舞台で演じられ、映画になって、アカデミー賞他の輝かしい評価がある。
日本でも何度も上演された。

もちろん自分なりの解釈はある。

あるけれど、稽古が始まると、参加者すべて、
スタッフや、制作さんに至るまで、
「私のドレッサー」を持ち寄る。

今はその「それぞれのドレッサー」が、ゆっくり溶け合っているような時期だ。
それを鵜山さんが絶妙にブレンドしていく。
こういう稽古場は、私にとっては珍しい。

台本にかぶりつくのではなく、
イメージや記憶の中から必死で作品へのヒントを拾い集めて、
演出の世界観を想像しながらプランを練る。

私には難しい知的な作業だ。

今日は翻訳家の松岡和子さんが稽古場にいらした。
稽古が終わってお別れするとき、
「いい作品ね。本当に面白い」
としみじみおっしゃった。

いい作品に出会った幸運をしみじみ感じながら、
納得いくものにして、幸福に演じたいと思う。

だって、演劇に人生をもぎ取られた、最高に惨めで幸福な人たちの物語だから。
私や、私の演劇一族の物語だから。
いい作品にしないと、私も生きていけない。

ある日、遠く遠くどこまでも歩いて、井の頭公園まで行った。
「かいぼり」をやっていた。
井の頭の水の神様も、こうやって全てを見せて蘇ってる。

私の役、「座長夫人」の水底を掻き出して、
私にしか見つけられらない珍しいものを見つけたいもんだ。



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