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西山水木の鶏頭と蠍尾

失う、って、決して過去にはならない。失う、って失い続ける、ってことなんだ。


台風の轟音の中、舞台声で、+シャルキィロマ「私を置いていって」の稽古する。もんじゅの立ち往生や1Fの汚染水放出、気をもみながら。怒りに震えたり、不安に怯えたり。でも、今出来る事は芝居しかない。

夜は、「しもきたなみえ」の稽古。作家の三原由紀子さん。女優で参加の瀬戸山美咲さんと三人稽古で、台本について話し合いながら。

長かったラ・カンパニー・アン時代蒐集した、膨大なSEのネタを持っている。幕開きの波音を決めたくて三原さんに「浪江の海の音ってどんなの?」と訪ねながら音を探し始めて、すぐに胸が詰まって誤摩化して止めてしまった。

「海」に育まれたひとたちから海が奪われてる。今も奪われ続けてる。

失う、って、決して過去にはならない。失う、って失い続ける、ってことなんだ。
「失う」一番最初の瞬間はすでに失っている時。

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