FC2ブログ
 

西山水木の鶏頭と蠍尾

台本にそった資料を読んで深く考えると役の存在感が増すとは大先輩のお言葉

IMG_1646先輩方はよく「お勉強」とおっしゃって、台本だけでは足りずにノートにもびっしり、何やらかにやら書き込んだりメモしたり。重そうなバッグにはたくさんの本が。カッコいいなあと憧れたものだ。

斎藤憐さんが本を読まない私たちにおっしゃったっけ。「女優たちの勉強のしかたってのは、またこれがすごいんだよ。作家の資料は必ず読みたがるし、情報収集能力は学問だけでなく生活のすべてから。役は自ずと活き活きするよね」

ひとつの役を演じると、その題材に沿ったところだけ知識が増える。過去に、及ばずながらも経験した役たちが、一斉に私に教えてくれるようになった。私の頭の中では、核の振る舞いと原爆養護ホームから投身したNさんの歴史がひとつのフォルダに入っている。ナチスが民主的な選挙で台頭して行く仕組みと、駐留した兵隊との行きずりの恋に滅びる貧しい女の運命の仕組みが絡んでいる。この芝居ごとのフォルダがはずれて大きなつながりと仕組みが見えてくる。

アカデミックではない、これを何と呼んだらいいのかな?
演劇脳の不思議。

速読できるようになりたいなあ。

PageTop
 

コメントコメント


管理者にだけ表示を許可する
 

 
 

トラックバックトラックバック

トラックバック URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)