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西山水木の鶏頭と蠍尾

Archive2011年11月 1/1

目も口も手も足も脳も心も命も全身演劇しても追いつかない

乳がんのホルモン治療をしながらこれほど過激な芝居ができるんだという驚きがある。がんを経験して、生活を改めて自然に親しんで穏やかに暮らし、病気の前より元気になったという事がよく言われる。鳥越俊太郎氏も言ってたっけ。私も確かにそうだ。しかし、様々なつらい副作用の中、演劇で一番困るのはこの妙な「多幸感」。ボンヤリ感だ。詰めが甘くなり、セリフが入らない。感情の急カーブがキレない。本当にじれったい。「たった...

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「今」を表現する時、刻一刻変わる状況に役者はどこまで耐えられるかな?

毎日新しい事実が知らされる。毎日新しいモチベーションで演じていかねばならない。情報も刻一刻と変わる。多分本番中もセリフの書き直しがあるのではなかろうかと思わせる、刺激的なモチーフの連続。多分本番近く、このシーンの連なりが演出によってびしっと並べられた時に、私たち役者の存在感は説得力を持つのだろう。写真は稽古場で小山萌子ちゃんからもらった京劇の人形。どこに飾ろうかな?...

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